INTO THE WILD(荒野へ)
ショーン・ペンが監督した作品なので見に行きました。
「INTO THE WILD」
1990年アトランタの大学を優秀な成績で卒業し将来を期待されていた
青年が進学や就職もせず全てを捨てて(お金も燃やしていた)
今までの偽りの自分をぶっ壊す旅に出るお話。
文明社会を否定し自分を歪めた両親を憎みながら、
本当の自由を求め自力でテント生活をしながら転々と旅を続ける主人公。
事情を抱えたユニークな人達と交流していく中で様々なことを学んでいく。
そして最終目的地アラスカでのサバイバル生活の中で死に至ってしまった主人公。
彼は本当の生きる意味を見つけられることができたのか?
この原作は冒険家のジョン・クラカワー著ノンフィクション小説「荒野へ」
が基になっています。つまり実話です。
ショーン・ペンがこの話にすごく興味をもち是非映画化したいと
主人公の両親を10年かけて説得したらしい。
かつてマドンナの旦那さんだったあたり、ハリウッドのトラブルメーカー
として暴力事件などを起こし俳優生命も危うくなるほどの荒くれ者だったショーン。
その後次の妻ロビン・ライトと出会ったころから映画監督のデビュー
を果たしたり、ティム・ロビンスが監督した「デッドマン・ウォーキング」では
その演技を高く評価されそれ以降アカデミー賞のノミネート常連に。
世間に認められる素敵な俳優さんになりました。
しかしシャイでアカデミー賞に批判的だった彼は会場に一度も出席しなかった。
そしてクリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」でついに
最優秀主演男優賞を受賞したショーンは初めて会場に現れたのです。
オスカー像を片手にスピーチする彼はこの映画の苦悩した主人公が
生きて世間に帰って来れたらこうなっていたんじゃないかと思わせるくらい
ショーン自身とリンクしているような気がして
勝手な想像なんだけれどなんか胸が熱くなってしまいました。
スピーチの内容はこうです。
役者たちがが知っていることと言えば、大量破壊兵器など存在しなかったという事と(笑)、
演技というものに最優秀など存在しないという事です。
それは他の候補者をみればわかるはずです。
そしてポール・ジアマッティ、ニコラス・ケイジ、ロバート・ダウニー・Jr.、
ジャック・ニコルソンなどノミネートされなかった人たちも同様です。
私たちは、あなたたちが皆、どんなに素晴らしいかを知っています。
娘のディランと息子のホッパーは僕が自信過剰だと思って、スピーチを書いているのを邪魔してくれた。
だからメモ無しで言ってます。
ああ、クリント・イーストウッドに、役者として、そして人間として本当に感謝します。
彼が私の人生に現れてくれたおかげです。
一緒に仕事をしてきた偉大な俳優、友人たち。それからまだいるはず
・・・デニス・ルヘイン、ブライアン・ヘルゲランド、お母さん、お父さん。
ロビン(妻)、君がいつも素晴らしい刺激を与えてくれるから、
このジェットコースター(のような波乱万丈の人生)も、今では楽しめるようになってきたよ。
皆さん、本当にありがとう。
(ショーンペンファンサイトさんより引用させていただきました。)
劇中流れる音楽や映像もセンスよいです。
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